東京湾周辺の河口付近はそろそろバチパターンも中盤から終盤に差し掛かってきました。
今回はいつもの釣行記から視点を変えて、monkeycast的バチ抜けパターンお勧めルアーを2016年の釣果と共に紹介していこうと思います。
これはあくまで個人的主観での記事であり、基本的にはこれからバチ抜けパターンやってみたい!という方向けの記事になっておりますので、これ違うんじゃね?という内容は、華麗にスルーしていただくか、優しく指摘していただけると幸いです。(*‘∀‘)
まずは初めに、ルアー紹介の前に「バチ抜け」について。
バチ抜けってなに??
ゴカイ等のイソメ類を総称して「バチ」と呼んでいます。
ルアーに引っかかってきた「バチ」
釣りを始めた頃はイソメの餌釣りから始めた方も多いのでは!?!?
そんな私もその一人。
三崎港でイソメを餌に、爆風の中シマイサキを釣ったのが釣り街道スタートの合図でした。
あの時、もし釣れてなかったら、きっとここまで釣りにはまっていなかったと思う。
本当に少しのきっかけで人生って変わって行くんだな・・・と、日々しみじみと感じております。
バチが流れている様子
うにょうにょ泳いでます。
泳いでいるというか、流れているというのが正しい表現ですね。
バチ抜けっていつ起こるの!?
海の季節で春を迎える2月頭くらいから抜け出します。
ちなみに、2016年の小櫃川では1月末で既にバチパターンで釣れてました。
過去ログ
鶴見川では2月頭にバチ抜けを目視しました。
過去ログ
主に潮位の干満差が激しい大潮か中潮の下げのタイミングでうにょうにょと流れ出します。
下げ出したタイミングから、ちょろちょろと抜けだし、満潮から2~3時間後くらいにピークを迎えます。
ピーク時の水面
ここまで抜けちゃうと、さすがに釣るのは難しい・・・
色んなところでバチ抜けの時合は、満潮から2時間~3時間と書いてありますが、個人的には一番バチが抜けるのがその時間帯であって、実際の時合は満潮下げ始め直後から1時間30分くらいと考えております。
私が良く行く、小櫃川とか鶴見川とか多摩川などの河口近くはそんなタイミングがほとんどです。
1時間30分間フィーバータイムが続けば最高ですが、ほとんどの場合1時間とか、早い時で20分とかの場合もあります。
ただその間はかなりの数釣りが楽しめるので、間違いなくひたすらmonkeycastタイムですね!!
普段は底の砂地とかヘドロに潜んでいるバチですが、下げ潮の流れに乗ってより広範囲に産卵するために水中に出てきます。
その様子を、バチが底から抜ける → バチが抜ける → バチ抜けと呼ばれています。
なぜシーバスはバチを求めるの!?
シーバスは冬に沖で産卵すると言われています。
そして産卵に体力を使ったシーバス達は、ガリッガリに痩せて、とてもじゃないがベイトを追って捕食する体力が残っていない。
そんな時、流れに向かって口を開けていれば勝手に捕食できるバチを求めて、河口や運河にやってきます。
産卵後のシーバス
お腹の脂肪が全くなく、痩せてますね~。
この時期のシーバスは本当に弱っているんで、長い時間写真撮ったりなんだかんだしてると、危うくデッドリリースになってしまいます。
そのため、釣りあげてからは早めにリリースしてあげ、蘇生も十分に時間をかけておこなってあげて下さい。
未来のシーバスを産んできてくれたシーバスですからね。感謝を忘れずに!!!
どうやって釣るの!?
イワシなどを意識しているシーバスは自らルアーを追ってバイトしてきますが、バチを意識しているシーバスは流れの先で待ち受けてバチを捕食します。
ルアーは上流方向にキャストし流れの速さに合わせ、糸ふけを取るだけのスローリトリーブが基本。
バイトがあるのは、左が上流、右が下流の場合、川岸から垂直に見て1時~3時の方向が多いですね。ルアーのテール側がちょうど流れと同じ方向を向いたあたり。
ちょうどその角度にシーバスが溜まりそうなヨレだったり、回遊するための流れがあったりすると確率はグン!と上がります。
ただ、フィーバー中は何も考えなくても勝手に釣れてしまいますけど。。笑
当たりはかなり小さいバイトです。
上にも書いたように自ら追ってガツン!というバイトではなく、待ち受けているバイトなので、擬音にするのであればシーバスのサイズが大きめだと「モソッ」って感じで、小さめのシーバスだと「テンッ」って感じかな・・?
とにかく、微妙な当たりが多いのでそのバイトを見逃さないよう、ちょっとした違和感にも反応できるよう集中力が必要です。
ほとんどがテールフックに掛かるので、テールフックのみスプリットリングを何個か繋げたり、シングルフックに変えたりして、ショートバイト対策をしている人もいるようですね。
こんな感じ。
ただ、このルアー投げるの忘れてて実際にショートバイト対策が出来ているのかわかりません。。。笑
すみません。。。
あとはレンジが大事ですね。
表層、中層、ボトム、どの位置でシーバスが捕食しているのかを把握することで、かなり釣果に差がでます。
周りのアングラーは釣れているのに自分だけ釣れない・・・。
そんな時は必ずレンジが関係していると思われます。
その時々の状況に合わせたルアーセレクトが大事になってきますので、その辺も含めてルアーの紹介をさせて頂きます!!
【次のページで、monkeycast的バチ抜けお勧めルアーのご紹介!】
コメント
今日はじめてブログ拝見させていただきました。私はもう45なので転職できませんが頑張ってください。
会社出来たらルアー買わせていただきます。
鶴見川シーバスやってるから出会えたらいいですね。
雨宮さん
コメントありがとうございます。
少し先にはなりますが、必ず立ち上げますのでその時は宜しくお願いします!!!!
鶴見川でやられているんですね!
青いノースフェイスの上着で、MAZUMEのベスト着てたら自分なんで声かけて頂けたら嬉しいです♪♪
鶴見川のどのあたりでやられてますか??
去年の11月ぐらいから始めたのですが、旧東海道の橋の下がメインでやっています。2~3日前にはじめて潮鶴橋いってきましたがきれいな個体が1本上がりました。私はいつもの橋まではチャリで5分位なのでたまたまそこがホーム見たいになってます。(* ´ ▽ ` *)ノ
雨宮さん
潮鶴橋付近は私も最近良く行ってます!
あのあたりは最近はもうアミとか、ハクがベイトになってましたね!
まだバチでしか今シーズン釣ってないんで、羨ましい限りです\(^o^)/
近いうちご一緒しましょう!!♪
宜しくお願いします!!
[…] →過去記事:http://monkeycast.jp/2016/04/07/fishing20160407/ […]